もう何十年も前の話になってしまいまいたが、高校生の頃に富士登山にチャレンジした事があります。
私はあまり乗り気ではなかったのですが、友人に強引に誘われて半ば強制的に連れていかれました。私は運動とかはあまり得意ではないので、かなりへばりながら何とか友人について行きました。
途中で、何度もこんな事なら来なければ良かったと思いながら、富士登山を続行していました。上に登るにつれ、空気も薄くなってきて、だんだん息苦しくなってきます。斜面が足にも効いてきて、本当に苦しかったです。
ところが、山を歩き回って、お腹をすかしまくって、山で友人と食べた昼食は一生忘れれる事が出来ない、と言ったぐらいの美味しさでした。こんな上手い飯、今まで食べた事が無い、といった記憶が今でも鮮明に残っています。昼食の内容は、平凡な業者で作った単なる握り飯です。おかずはから揚げが1~2個でした。あとは沢庵もあったかもしれません。
それでも、お米が本当においしいと思った瞬間でした。
昨今はグルメブームなどと言われていますが、やはり原点はお腹のすいている時のご飯だと思います。日本人が日本で採れたお米を日本の土地で食べるのが、最高の贅沢であり、基本中の基本でもあると思います。そして、お腹をすかせる事も大事です。贅沢な物を食べるのが、グルメとは違いうと思います。
富士登山は私にそんな事を教えてくれたと思います。